あかねパパ(社長)のブログ
CR-Xデルソル復活
私の1992年型ホンダCR―Xデルソルが復活しました。1992年生まれでもうすぐ25歳となる車であり流石にもう街で見かけることはすっかりなくなりました。元々多く売れた車ではなく、発売当初は飛ばし屋の先代に比較され不評で売れなかったようです。
「小さいわりに屋根の開閉機構が重すぎて走り悪い」、「ミッドシップのようだがただのエンジン前置きだ」、「屋根開閉機構が自動ではあるが野暮ったい」等々の苦言あっとようです。5年間の生産累計で僅かに16500台の販
売で終わっているので今では希少かもしれません。
私は電動トランストップという独特の屋根開閉に、我々のような装置メーカの設計発想のような親近感を持ち購入しました。但し5年中古車でした。
最初は社用車として購入し社員諸君が打ち合わせに出かけたりしていましたが、次第に2人乗りや荷物を積めないことが不評になり、私が買い取って殆ど所有するだけで歳月を重ねました。ついに今回の車検では流石に高齢の身の上(車の話ですよ)で、エアコンやアルタネーターなど色々な部品が整備不能となりディーラーから廃車を勧められました。
意を決して、最後に大きな車部品商社を経営する友人に最後の望みを託し部品調達を頼みました。全国からあっという間に探し出して取り寄せてくれました。餅は餅屋です。廃車直前で蘇りました。
この電動トランストップとこのスタイルは私の大の気に入りです。元気な姿を写真に撮りました。しかし私の車庫で眠っている位なら、私よりもっと可愛がって呉れるファンへ譲るべきなのかもしれないとも思います。